【会話チャート式】子どもの個性を生かした育児の悩み解決幼児・小学生のお子さんに関する育児・子育ての悩みを解決する具体的な方法を紹介!解決の道筋をイメージしやすいように、大人と子供の会話チャート形式にしてまとめました。どなたでも実践できる育児・子育てノウハウです! 

「いつも同じ子とトラブルになる子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/02/01 (土)  カテゴリー: 友達関係
いつも一緒に遊んでいる〇君だけど、けんかやトラブルも多い…

けんかするほど仲がいいとはいうけど、さすがに心配になってしまう。

今回はいつも同じ子とトラブルになる子どもの悩みを考えていきましょう。

原因:気の合わない人との関わり方を知らないから



原因編4

人には気の合う、合わないがあります。

大人がそうであるように子どもも同じことが言えます。

どうしても幼稚園や小学校では、みんなで仲良くすべきという価値観が頭に来るので、嫌いな人がいることをよくないこととしてしまいがちですが、子どもだって嫌いな人がいて当然です。

しかも、幼稚園や小学校の場合はたまたま家が近所というそれだけの理由で同じ集団に所属させられているので、本来的に気が合わない可能性は大人以上に高いはずです

子どもは相手を選ぶ欲求よりも遊びたい欲求の方が勝ちます。

ですので、はじめは気の合うとか合わないとか関係なく遊ぶのですが、遊んでいるうちに、やっぱり合わない部分が出てきて、手が出るわけです。

ですので、手を出すこと自体はよくないですが、もし特定の相手(集団)に対してのみ手が出るようであれば、そのような状況を作っているのに何の援助もしない大人にも問題があるともいえます。

対策:「仲良く」とは何かをもう一度考えさせ、「距離感」について認識させる



対策編4

対策1



どうしても親や教育者は理想の子ども像を立て「誰とでも仲良く楽しく遊べる人」を目指しがちですが、そんな大人がいますか?

絶対に意見が対立する人がいて、手を出すまでいかなくとも、なるべく交わらないようにしているのではないでしょうか。

もしくは、荒波を立てないようにちょうどよい距離感を保とうとするのではないでしょうか。

だったら、子どもにもそうさせてあげるべきです。

気の合わない人とは、距離を置く。

「仲良く」というのは、一緒に遊ぶことだけではなく、お互いがすごしやすい距離を保ちながら、皆が心地よい時間を過ごすことをさしていることを話すべきです。

子どもが〇〇君といつもけんかしているようなら、子どもにどうしたいかを聞いたうえで、

「○○君といるといつもけんかしちゃうよね。今日は、違う人と遊んでみたら?○○君と遊ぶなら、けんかになりにくい、~~をするときとかでも遊べばいいんじゃない?」といった感じでしょうか。

対策2



ただ、子どもは実に本能的なもので、気が合わなくても、遊ぶこと自体が好きだから、気づいたら関わってしまうということもあるでしょう。

こればかりはある程度思考力が発達しないとどうしようにもありません。

その場合は、手を出したときに言わんこっちゃないという感じに強めに叱りましょう

あらかじめ、距離感の話をしておけば、強く叱られても仕方のないことだと子どもも分かるはずです

また、叱ってばかりではなく、別の集団で遊ぶという選択肢を用意することも大事です。

先にも挙げた通り、子どもにはコミュニティーの選択ができません。

もしかすると、子どもはいつも遊んでいる集団が気の合わない集団とはわかっていながらも、そのコミュニティー以外の選択肢がないから、藁をもすがる気持ちで、仲間に入れてもらおうとしているのかもしれません(所属欲求)。

習い事でも、地域のクラブでもいいので、別のコミュニティーに所属するという選択肢を大人が用意することも視野に入れないといけないかもしれません。

対策についての備考



「けんかするほど仲がよい」という言葉もあるようにけんかすること自体を否定はしません

ただ、明らかにけんかになると分かっているのにそのままにすると、それはある意味「けんかを肯定する=手を出しても仕方がない」という風に捉えてしまうかもしれません。

手を出さないことが第一の目的ですので、そのために人との距離感を勉強させる意味でも、あえてよくけんかをする人と距離をとらせることもよいと思います。

ただ、気をつけていただきたいのは、けんかをするからまったく遊ばない…というようにするのはよくないです。

これだと、気に入らない他人をまったく認ないといった、排他的な感情が強くなりすぎるかもしれません。

大人になって、嫌でも人間関係を保たなければならない場面は何度もあります。

そういったときのために、「ほどよい距離を考える力」を身につけさせておきたいです。

また「一緒に遊ぶ相手を選ぶこと」と「仲間外れ」の違いにも気を付けましょう。

仲間外れというのは、その人の存在を完全にシャットアウトしてしまうことを言うと思います。

特に理由もなくしゃべりかけられたときに無視をしたら仲間外れです。

ただ、気持ちが落ち着かない状況なのにしつこく話してくるから無視をするのは、仲間外れではありませんよね。

イライラが行き過ぎて手を出さないように、自制しているのですから。

しかし、仲間外れかどうかが曖昧なケースもあります。

A君が鬼ごっこに入れてほしいといったときに、B君が「A君は足が遅くて、鬼になった後、誰も捕まえられないで泣くだろ。でも、鬼がわざとA君を捕まえないでいると、今度は怒りだすから、一緒に遊んでいるといつもトラブルになって面白くないんだよ。」と言ったら、それは仲間外れなのでしょうか?

少し残酷に思えますが、大人の世界なら、その人のレベルにあったところにしか所属できないなんて当たり前ですよね。

子どもは大人が用意したコミュニティにしか所属できないため、こういった不都合がよく起こると思います。

この場合は、だいたい、B君に対してA君を集団に入れることを強制することで、大人は解決した気になります。

(これを行うと多くの場合は、B君集団がA君に対する不満を募らせ、A君をもっと嫌いになります。)

しかし本当の原因は、A君を仲間に入れるという妥協ができなかったB君や、すぐに感情的になってしまうA君のせいではなく、その環境しか与えなかった大人のせいだと思います。

この場合の本当の解決策は、大人がA君でも楽しめるような環境にA君を入れてあげることなのではないかと思うのです。

仲間の大切さ、友達との関わり方を学ぶことも大事ですが、それは子どもにとってつらい環境におかなくても、子どもが心地よいと思う環境で、はぐくむこともできるはずです。

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「手がすぐに出てしまう子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/01/31 (金)  カテゴリー: 手を出す・暴力を振るう
言葉で言えばいいのに、なんですぐに手が出るのだろう…

そう子供に感じている方もいるかもしれません。

今回は、子どもが手を出してしまう原因と、その対策を考えていきましょう。

原因:手を出す癖がついているから



原因編3

手が出るというのは、その子が言葉よりも手が出やすいタイプというだけです。

感情的かどうかというのはあまり関係ありません。

人にはさまざまな特性があります。

何かの反応をするときに言葉が先か、体が先かというただそれだけの違いです。

しかし、社会的には言葉が出る(文句を言う)ほうがよい人、体(手や足)が出る人は悪い人の烙印を押されてしまいます。

正直なところ、社会性の育っていない子どもにとっては、この事実は納得しにくいものです。

たまたま言葉が先に出るタイプは怒られずに済み、たまたま手が先に出る自分は怒られるというのは、手を出すタイプの子にとっては、不条理としかいえないでしょう。

対策:イライラしたときに手を出す以外の方法を身につけさせる



対策編3

対策1



とにもかくにも、子どもの感情が爆発したら、子どもの気持ちをききましょう。

このときは、絶対話を遮らずに最後まで聞きます。

おそらく、自分勝手で一方的な都合ばかりを言い、

自分が悪いことをしたことに関しては、大っぴらに言わないと思います。

それでも最後まで聞きましょう。

ここで子どもが自分の思いをすべて言い切らせることで、

①「話を聞いてくれる人」という印象をもたせ、この後大人が話す内容に耳を傾かせる。

②自分の思いをすべて話させることで、気持ちをすっきりさせるとともに、自分が手を出してしまったことへの後悔の気持ちを強めさせ、行動を改める必要性を感じさせる。

といった効果を見込めます。

対策2



感情的になって、何も考えられなくなる場合には、手や足を出す以外のことが先に出るように癖付けることです。

体が先に動くタイプの子に「口で文句を言いましょう」「大人に言いましょう」と言っても、なかなかうまくできません(大人であっても、「今日から「頭を掻く」「のびをする」「手を口に当てる」など自分の癖を一切しないでください」といわれても難しいですよね)。

ならば、相手に危害が加わらないからだの動きを癖付けさせることです。

まずは、人に手を出すことがよくないことであることを伝えます(人を傷つけるとその人や、その人と関わる人が悲しむ。その人が自分と関わらなくなるかもしれない。手を出す人は周りから煙たがれる。…等その子にあったものを話す)。

次に、「僕は今怒っているというのを相手に伝えて、手を出さなくても済む方法はないかな?」と一緒に考えましょう。

その場で足をドンドンと地面に叩き、地団駄を踏む腕を組んで相手を睨むなど、普段やる分にはよい行動ではないけど、相手に手が出るよりかはまだましかなと思えるような行動を癖付けさせます。

あとは、周りの大人か賢い子供にそれを察知してもらい、手が出ないように退避させることです。

ですので、園や学校の先生・友達の親との協力も大切になってきます。

対策についての備考



「イライラしたらその場から離れるか、大人に助けを求める」という助言の仕方もあります。

もちろんそれができるに越したことはないのですが、

子どもは本能的に生き、無意識に行動します。

その場を離れる=相手から逃走、自分の弱さを認めて、相手の行動を肯定している

大人に助けを求める=敗北を認め、自分の力ではどうしようにもならないことを認める

という風に無意識で考えてしまい、言われたとおりにできないことが多いのではないでしょうか。

子どもにもプライドがあります

ですので、その子のプライドを守りつつ、平和に済ませる方法として今回の方法を取り上げてみました。

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2020/01/31 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「ごめんなさいが言えない子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/01/30 (木)  カテゴリー: 態度や言葉
子どもの生活はトラブルがあるのが普通です。

トラブルの中で「ごめんなさい」を言えるようになることで、良好な人間関係を築けるようになりますが、なかなか言えない子もいます。

今回は、「『ごめんなさい』が言えない子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:子どもは相手の立場に立ってものごとを考える力が未熟だから



原因編2

子どもの特性の一つに「自己中心性」というのがあります。

大人が自己中心的だと、まわりから非難されてしまいますが、子どもの自己中心性というのは、大人と違って、そもそも他人の立場になってものごとを考えることが苦手だから、それによって生じることが原因となります。

これを象徴する有名な実験に「三つ山課題」というものがあります。

これは、模型の3つの山を設置し、見る方向によって見え方が違う状態を作り、それを二人の子どもに別々の角度から見させるというものです。

二人は別の角度から見ているので、景色は違って見えますが、子どもは、別の子も同じ景色が見えていると回答してしまいます。

つまり、小さい子どもはそもそも相手の立場にたってものごとを考える能力が育っていないというわけです。

相手の立場に立つことができない=自分がなぜ「ごめんなさい」を言わなければならないかわからないので、ごめんなさいが言えないのです。

対策:「ごめんなさい」が納得して言えるような言葉かけをする



対策編2

対策の立て方



理由を問わず、もしも誰かに危害・迷惑をかけた場合は「ごめんなさい」ということが大事です

良好な人間関係を築く上では、欠かせない言葉だと思います。

しかし、相手の立場にたつのが苦手な子どもにとっては、「なぜ自分が謝らなければならないのだろう?」という思いが強くなります。

ここで、いくら相手がこう思っているから、とか、あなたのしたことでこんな悪い状況を作ってしまったからと言っても、まだ理解できないでしょう。

子どもといえど、納得できないことには不快感を示すもの

そこで、まずはごめんなさいに対する認識を改めることで、納得してごめんなさいがいえるようにしていく方法をとることにします。

対策1A



一つ目の対策としては、「ごめんなさい」=「悪い子がするもの」というイメージを作らないことです。

「ごめんなさい」を言うのは悪いことをしたときという思い込みが強いと、謝ったら自分は悪い人だと認めたことになります。

子どもとしては、相手の立場に立つのが難しい以上、自分に非があることが理解できず、「ごめんなさい」を強制されるのは、自分は悪い人だと言わされているだけになってしまうので、ハードルが高くなってしまいます。

「ごめんなさい」=「相手に不便・迷惑をかけたとき」くらいのイメージをもたせるようにするといいと思います。

例えば、親がレジで一万円札を出すときに、「ごめんなさい、大きいのしかないのでこちらで。」といえば、子どもはなぜ、お金を払っているのに「ごめんなさい。」といっているのかと疑問に思うでしょう。

そういうときに、「大きいお金を出すと、レジの人がたくさんおつりを用意しなくて大変でしょう。

レジの人に迷惑をかけちゃったなと思ったから、ごめんなさいといったのよ。」とつけくわえれば、「ごめんなさい。」へのハードルは低くなります。

★そのほかの日常生活でできること★

・エレベーターで、扉の開閉を待ってもらったときに「ごめんなさい」という。

・道でものを拾ってもらったとき、「ごめんなさい」という。

対策1B



二つ目の対策としては、「ごめんなさい」=謝罪ではなく、「ありがとう」=お礼の言葉と同義として認識させる方法です。

先に述べたとおり、子どもが分けも分からず謝罪するのは、意味も分からず自分を悪い子と認めるようなものなので、前向きになれません。

そこで、「ごめんなさい」に付加価値をつけていきます。

例えば家庭内でも、調味料をとってもらう、ごみをまとめておいてもらう、身支度が終わるのをまっていてもらうなどしたときに、「ごめんごめん、ありがとね」というように夫婦で心がければ、その「ごめん」というのは、ごく日常的な言葉であり、お礼の言葉とほぼ同じようにつかえると理解できます。

対策2


とはいえ、「ごめんなさい」に対する認識を変え、言えるようになったとしても、真の意味で問題を解決したことにはなりません。


気をつけていただきたいのは、本人は理解できないかもしれないけれども、相手はこう思っているというのをきちんと話すことはしたほうがよいです。

あくまでも、今は相手の気持ちを考えるのが苦手だから、その補助として「ごめんなさい」の価値を見直しただけで、最終的には相手の気持ちを考えることが必要な能力であるのは間違いありません。

対策についての備考



すぐに「ごめんなさい」と言うと、言葉の重みを理解できないのではないか?

というご批判をいただきそうですので、それについて触れようと思います。

確かに、なんでもかんでも「ごめんなさい」と言っておけばよいということは間違っていると思います。

そうならないためには、「ごめんなさい」と言っても許されないという経験を積み、「今後、相手を悲しませないためにはどうすればよいのか?」や「ごめんなさいを言うよりもほかにできる行動がほかにないのか?」についてきちんと考える機会が必要ですよね。

しかし、その機会は、今まで「ごめんなさい」をまともに言えなかった人にも、きちんと「ごめんなさい」を言ってきた人にも、少し過剰に「ごめんなさい」を言ってきた人にも平等に訪れます。

ですので、今までたくさん「ごめんなさい」を言ってきたから、「ごめんなさい」の言葉の重みを学習できないなんてことはないと思います。

子どもの成長には長い長い過程があります。

一発で一人前になるなんてことは絶対ありません。

そう考えると、今まで「ごめんなさい」が言えなかった人がある日突然その意味を理解して、「ごめんなさい」と心から謝るようになることを期待するよりも、とりあえず、「ごめんなさい」が言えるようになり、そのうちに、「ごめんなさい」というだけでは太刀打ちできない状態があることを知り、心から相手に許してもらうための方法や今後同じようにならない方法を考えるというような段階で考えていく方がよいと思います

大人の理屈と子どもの成長は違うというのを念頭に入れておくと、子育てについてが考えやすくなるかと思います。

また、「ごめんなさい」ではなく、「ありがとう」という言葉を言う習慣をつけた方がよいのではないか?

というご批判もいただきそうなので、それについてです。

確かに、今回の対策では、「ごめんなさい」をより広い範囲で言えるように、「ありがとう」と言う場面でも「ごめんなさい」を使っています。

私も「ありがとう」と言える場面では、「ありがとう」と言っても構わないと思います。

一番よくないことは、謝罪かお礼をした方がよい場面で「何も言わないこと」を習慣づけてしまうことです。

人によって、謝罪をした方がいいのかお礼をした方がいいのかというのはわりと違っているので、子どもにそれを考えさせるのは難しいと思います。

ですので、広い範囲で使える「ごめんなさい」を先に言えるようにしておき、ある程度思考力がついてきた段階で、「ありがとう」と「ごめんなさい」の使い分けをできるようにした方が、確実なのではないかと考えます

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2020/01/30 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「切れると手がつけられなくなる子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/01/29 (水)  カテゴリー: 手を出す・暴力を振るう
切れると、我を忘れてものや人にぶつかってしまう子どもがいます。

手がつけられない親も困りますし、子どもだってそんな自分に対して困っています。

今回は「切れると手がつけられなくなる子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:感情コントロールが苦手だから



原因編

子どもがすぐ感情的になってしまい、その結果いわゆる「キレた」状態になって、自分をコントロールできなくなるパターンです。

大人と子どもの感情の変化はまったく同じではないというのがその背景にあります。

大人は怒りの感情に対して、

怒りの強さ(弱)
↓少し怒っている(モヤモヤ)
  :ほぼ変化なし
↓ある程度怒っている(ピリピリ)
  :表情を曇らせる
↓それなりに怒っている(キリキリ)
  :言葉遣いが荒くなる
↓怒っている(イライラ)
  :相手に文句を言う
↓すごい怒っている(ムシャクシャ)
  :強い態度で相手に文句を言う
怒りの強さ(強)

などのように段階わけをすることができ、その怒りの度合いによって態度を変えることができます


ただ、まだ人との関わりの経験が豊富ではなく、思考する力が不十分な子どもは、この段階が少なく

怒りの強さ(弱)
↓少し怒っている(モヤモヤ)
  :ほぼ変化なし
↓すごい怒っている(ムシャクシャ)
  :相手に手を出す
怒りの強さ(強)

といったように、段階を踏まずに一気に怒りの強さが最高に達してしまうため、感情的になってしまうことがあります。

このような感情のコントロールが特に苦手な子どもの場合は、手を出しやすい子どもになる可能性もあります。

この場合は、落ち着いている状態では、人に手を出してはいけないことをしっかり理解しているので、落ち着いているときに手を出してはいけないことをしつこく言っても、本人は理解しているし、むしろ「そういわれてもできないから困っているのに…」とふさぎこんでしまうかもしれません。

具体的な感情コントロールの手立てを提示する必要性があります。


対策:感情をコントロールするための方法を身につける



対策編

対策1



切れている子どもに何を話しても話は通じません

気持ちが落ち着いてから話すのが一番ですので、30分から1時間くらいは大人がサンドバックになるぐらいの気持ちで子どもと付き合います。

ある程度経ったら、おそらく怒った原因を言いたがると思うので、最後まで聞きましょう

大人からするとすごい身勝手な言い訳や偏見をたくさん言うと思いますが、否定せずに聞きます

対策2



子どもは話をして気持ちが落ち着いたら、おそらく満足し、もとの状態に戻ります。

ここで、「人に手を出すのはよくないんだよ」と言ってもいいですが、そのときの子どもは落ち着いているモードの子どもですので、「分かった」といって話が終わってしまいます

(落ち着いているときは、手を出してはいけないことをちゃんと理解しているので…)

それよりも、「さっき怒っていたのって、1~10(段階)だとどれぐらいのイライラだったの?」ときいてみましょう。

対策3A-1



もしも子どもが、「3」や「4」のような比較的小さい数字を言ってきたら「それだと、もし8や9のイライラになったらどうしちゃうと思う?」と質問します。子どもは、悩むか「大怪我をさせちゃうかも…。」など大きな危害を加える可能性を話してくると思うので、「それだと大変だよね…。」と現状がよくないことに気づかせます。

対策3A-2



そこから、「3」や「4」のイライラだったら、どうすればよいかを一緒に話してみましょう

「口で文句を言う。」「ママに言いつける。」など別の方法が出てくるはずです。

そうしたら、今度からそうするように諭します。

もちろんすぐには直りません

なので、このやりとりも何度もやることで、「この怒りは3か4ぐらいだ。」と認識できるようになれば、少しずつ行動も変わると思います。

対策3B-1



もしも子どもが、「9」や「10」のような比較的大きい数字を言ってきたら「じゃあ、君にとって1~8のイライラってどんなことだろう?」ときいてみましょう。

おそらく、答えに詰まるか、今までに自分がむかついた経験のことを言うと思います。

自分のむかついた経験を話してきた場合は、子どもと一緒にそれらを1~10で段階分けしていきましょう。

上手に順番わけできず、「アレ?」というようになると思います。

対策3B-2



そのときに、「いつも9や10のイライラばかりだと、楽しくないよね。だから、一緒にイライラを段階分けしてみよう。」と提案し、自分が怒っていたことは、実はそこまで大したことではなかったのだと気づかせます

この場合でも、すぐに行動は直りません

そのたびにこのやりとりを何度もやり、「自分っていつも9や10のイライラばかりだな…そんなに怒らなくてもいいかな。」と認識できるようになれば、行動も変わると思います。

対策(留意事項)



どちらにしても、「怒ってはいけない。」ではなく、「その怒りは、本当に手を出すほどのことなのか?」という点で話を進めましょう。

「怒ってはいけない。」と言われると、逆にそうしてしまうのが子どもです。

「怒りの段階わけ」をすることで、子どもが手を出す癖を改善して行けるといいと思います。

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2020/01/29 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「なかなか外で遊ばない子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/01/28 (火)  カテゴリー: 遊び・運動・スポーツ
いつも家でゲームやカードをしている、外に連れて行こうとしても嫌という、テレビばかり見ている…

なかなか外で遊ばない子どもを見て、将来を不安に思う方も多いのではないでしょうか?

今回は、「なかなか外で遊ばない子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:外で遊ぶ以外の娯楽が増えたから



原因編9

子どもは風の子…とはいいますが、子どもが外で遊ぶことをよしとし、当たり前とするのが日本の特徴ですよね。

確かに外で遊ぶことで体力がつけられるし、友達との関わり方を学べ、体力を使うので夜にぐっすり眠れるかもしれません。

しかし、それは大人のもつ理想であり、子どもはそんなこといちいち考えません。

ただ、「楽しいから外で遊ぶ」だけです。

逆に外で遊ばないのは、「外で遊ぶより、中で遊ぶ(中にいる)方が楽しい(心地よい)」というだけです。

今は、さまざまな過ごし方(テレビゲーム、カードゲーム、タブレットやスマホ、映像配信サービス、さまざまな種類のおもちゃ)ができるようになり、選択の幅が広がった分、相対的に外で遊ぶ楽しさが減退したと思います。

つまり、外で遊ぶのがつまらなくなったのではなく、それ以外の選択肢が魅力的になったから、外で遊ぶ子が減ったということです。

実際大人もそうですよね。

昔のスポーツ中継と言えば、野球や相撲が当然で、野球に関してはシリーズが始まればほぼ毎日中継を行い、時間内に終わらなければ、放送枠を延長するほどでした。

今のスポーツ中継と言えば、野球や相撲以外にもサッカー、バレー、水泳、フィギュアスケート、ラグビーなどなどありとあらゆるものが放送されるようになりました。

別に野球・相撲がつまらなくなったわけではありません。今も昔も変わらぬ楽しさがあります。

しかし、それ以外のスポーツも注目され、選択肢が増えたことで、結果的にみんなの興味が分散しただけです。

こういった興味・楽しさの分散が外遊びの減った理由と言えます。

対策:外遊びでとれる選択肢を増やす



対策編9

対策1



皆さんは外遊びと言えば、何を思いつきますか?

鬼ごっこ、缶蹴り、どろけい(けいどろ)、ドッジボール、サッカー、野球、遊具で遊ぶ…等地域性もあるでしょうが、10個くらいは思いつくでしょう。

小さいころに限定するなら、砂遊び、戦隊ものごっこ、おままごと…等もあるでしょう。

さて、ここで最近の外遊び事情を考えていきます。

まず、基本的に公園の遊具は撤去される傾向にあります。

また、公園でのボール遊びは禁止される傾向にありますし、場合によっては大声さえ規制されています

走る系の遊びをするにはそれなりに広い公園や広場に行く必要性がありますが、そういった場所自体が減ってきています

さらに、共働き世帯が増えているので、放課後に学童保育か習い事に行くパターンが増え、そもそもの遊び相手が少なくなってきました

ここまでに挙げた遊具なし、ボール遊びなし、走り回るほど広くない、遊び仲間も多くない(多くて4~6人?2・3人で遊ぶパターンも多いように思います)の状況で、どんな外遊びをしますか?

選択肢が少なすぎます。

そこで、選択肢を増やすことをまずは考えていきます

今は外遊びの種類もいっぱいあるのです。

「ブレイブボード(リップスティック)」:地面を蹴るのではなく、足と腰の動きで前進するスケボーです。ローラースケート、キックボードなどの乗り物系の遊び道具は、時代によってさまざまありますが、その今どきのものって感じでしょう。キックボードなどとの違いは、前進するのに体力を使うので、移動手段としては使いにくいということ。これを使って友達の家まで…というのがやりにくい分、それによる事故は少なさそうです。

「ドッチビー」:ドッジボールのフリスビーバージョンです。ボール禁止が多い昨今にはその回避策として使えるかと思います。当たっても痛くないので、運動嫌いの子でも楽しみやすく、ボールと違って、投げ方のバリエーションもあるので、運動が得意な子でも探求心をくすぐられるのではないでしょうか。

「スポーツチャンバラ」:普通のチャンバラ遊びだと、ケガが怖いですが、柔らかい材質でできているスポーツチャンバラは、ケガの恐れを低減できます。2人から遊べるのもいいですね。

どれも、専用の道具が必要になるのですが、外遊び以外の魅力が高めっている今、道具に頼らないと外遊びに目がいきにくいのではないでしょうか

対策2



新しい遊びを提示することはいいけど、続かない、すぐ飽きるという問題もあります。

これもある意味当然と言えば当然なのですが、今どきの娯楽って消費者意識をよく考えて作られているので、

その人が飽きないようによく考えられているのですよね。

ですので、外遊びの道具を渡したから、それでOKっていうわけではないのです。

確実に、外遊び以外の娯楽に魅力負けます。

本来は、子どもが道具を使いながら、自分でいろいろな楽しみ方を考えることで…といった教育的な目線をもつことにしたいのですが、正直なところ、現代社会でそれは望みにくいです。

楽しもうとしなくても、楽しませてくれるのが今の時代なのです。

だったら、外遊びでも同じように、子どもが楽しめる(楽しみ方を見つけられる)ような工夫を最初に施しておくとよいのではないでしょうか?

例えば、対策1で紹介したブレイブボード(リップスティック)ですが、それだけを渡されても「走る」という選択肢しか湧いて出てこないでしょう。

だったら、ここに、「ミニコーン(マーカー)」を6個セットくらいで一緒に渡したらいかがでしょうか?

「障害物走」や「レース」といった選択肢も出てきそうですよね。

道具にもう一つ道具を足すだけで、遊び方は何倍にも広がります。

ほかにもドッジビーにフラフープを足したら、どうできるでしょう?

「輪通し(的当て)」や「フライングディスク(ゴルフのフリスビー版)」などができそうです。

遊び道具の組み合わせ方も、何通りだって考えられるわけです。

一昔前は、ここまで配慮しなくても子どもが勝手にそれらを思いついてやっていました。

ミニコーンを買わなくとも、その辺に落ちている空き缶を使うなり、大き目な石を使うなりしました。

今の子にもその発想力自体はあると思います

しかし、そこまでわざわざ発想力を働かせなくても、楽しいほかの娯楽がある以上、そこに力を使おうとしなくなったのが現状です。

(それと、空き缶や大き目な石といった、遊びに使えそうなものが、環境整備や美化の関係であまり見かけなくなったのもありますが…)

ですので、こちらで仕掛けを用意するほかないわけです。

たまに、子どもは自由な発想で遊びを思いつくから、大人がお膳立てしなくてもよいといった論調をききます。

たしかに、子どもの発想力は今も昔も変わらず、素晴らしいものと思います。

とはいえ、全部子どもに丸投げというのはあまりにもいい加減です。

大人が道具を用意し、これで子どもがどんなことをするか予想して、ある程度遊びの幅が思いつくようなら、それを渡す。

それを受け取った子どもが、大人の思っていた遊び方と違う遊び方をしてもぜんぜん構わない。

ただし、渡されてから遊び方に困ったときに、大人が何の助言もできないようでは、いけないのです。

子どもの外遊びについて本当に悩んでいるのであれば、そういった心がけを大事にした方がよいと思います。

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2020/01/28 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「ゲームや動画視聴ばかりする子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/01/27 (月)  カテゴリー: 自立・自律
ゲームや動画(アニメ、Youtube)は今の子どもと切っては離せぬ存在となってきています。

中毒のようにはまっていき、自制心を失いかけている子にどのようにアプローチをすれば、よいのでしょうか?

今回は、「ゲームや動画視聴ばかりする子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:ゲーム、動画は人の心をつかむように研究しつくされている



原因編10

ゲーム依存といった言葉を聞きますが、それほどゲームは人の心をつかむ力があります

動画も同様に、Youtubeに上がっている動画、特にYoutuberの動画はどんな動画が人に見てもらえるかをかなり考えこまれています

昔のテレビと違うのは、自分の好みのものを選べる&時間に関係なく楽しめるという点です。

何人ものスタッフで作られるテレビ番組ほどのクオリティをYoutubeで出しているものはほとんどないかもしれません。

しかし、確実に各人のニーズにあった動画があるというのは、その人を夢中にさせるには十分だと思います。

これを踏まえたうえで、ゲームや動画視聴ばかりすることを個人の自律性の問題だけに焦点化するのは間違っており特に自制心の少ない子どもにそれをセーブするように持ち掛けても、難しいのは明白です。

少し泥臭い話ですが、相手は商売としてやっています。Youtuberは広告料を、ゲーム会社はゲームを買うお金…特に最近はDLC販売や課金アイテム販売を前面に押していますので、そういった収入をかけているわけです。

こちらも、言葉やルールだけで自制させるのではなく、何らかの工夫を行わない限り、子どもがゲームや動画視聴の誘惑に打ち勝つ方法はないと思います。

対策:ゲームや動画視聴を止めさせるタイミングを見極める



対策編10

対策1



ゲームは一日一時間まで…というのはよく聞きますが、これって子どもにとっては本当に有効なのでしょうか?

確かにものわかりのよい子や自制心のある子には効きます。

賢い子であれば、一時間という時間をどのように使おうかをメイキングすることができるので、

「今日はゲームをここまで進めよう。」

「今日は動画をここまで見よう。」

と、判断できます。

しかし、多くの子がそこまでできないと思います。

ですので、時間で区切っても、あまり効き目はありません。

人の心をもう少し読んでみましょう。

ゲームや動画を見ていて、一番楽しい瞬間って何でしょう?

クリアした瞬間、最後まで見終わって結末を知った瞬間あたりかと思います。

ならば、その一番楽しいときを味合わせて、区切りのつけやすいタイミングで終わらせる方がいいかと思います。

対戦ゲームなら〇回対戦したらおしまいというようにする、RPGゲームならクエストを〇つ行ったらおしまいにするといった感じでしょうか。

動画視聴であれば、動画の長さに合わせて、〇本動画を見たらおしまいにするといった感じですかね。

そういうように、時間ではなく消費コンテンツ量で制限をつければ、子どもも見通しをつけやすく、終わらせやすいかと思います。

もちろん、これを行うためには、大人側がゲームや動画のことをある程度知っていないといけません。

しかし、これは子どもにその娯楽を与えている以上、本来すべきことなのだと思います。

この子の友達もみんなやっているみたいだし、大丈夫だろうとか、今流行りのものだから大丈夫だろうといった考え方は正直よくありません。

子どもに何かを与えるときは、その内容がどんなものかを大人が知っている必要があります

少なくとも、子どもがゲームをしているようなら、その様子を横から見る。動画を見ているようなら、自分も流し見するぐらいの気持ちで、内容を知り、区切りがいいタイミングはどこにあるかを知るといいかもしれません。

対策2



区切りを見極めれば、ゲームを止めやすいタイミングでやめさせることはできますが、それでもうまくいくとは限りません。

続きが気になるから、もう少しだけ…という誘惑に勝つのはわりと難しいです。

だったら、続きを見る・できるチャンスを最初から与えてしまうのも一つの手だと思います。

と言っても、何にもなしでそれを許可できません。

例えば、動画視聴であれば、2本動画を見て、どうしてももう1本動画を見たい場合は、何かしら家の手伝いをさせるとか、テストで100点をとったら、動画をもう1本見てよい権利を与えるとか、何かしらのルールを設定しておきましょう。

いわゆる外発的動機付けによる行動誘発ですので積極的に取り入れたくない方法かもしれませんが、そもそも何を言っても家の手伝いをしない子はしませんし、勉強だってよっぽど好きな場合を除いて、多くの場合は人に褒めてもらいたいという外発的動機付けによってする子がほとんどです。

100点満点の育児とは言えなくても、本当にその子のためを思うなら、ベストではなく、ベターを目指すようで構わないと思います。

(ここで言うベストとは、その子にとってゲームや動画以外の楽しみを見つけさせ、ゲームや動画ばかり見ることの弊害を考えさせ、自分でそれをコントロールしながら楽しむことのできる子を目指すことですが、多くの場合そんなことできません。)

話を戻すと、ゲームや動画に関して止め時に考えることが、

「ゲームや動画視聴をやめて別のことをする」vs「ゲームや動画視聴を続け、後で親に叱られる」

から、

「ゲームや動画視聴をやめて別のことをする」vs「ゲームや動画視聴を続けるために面倒くさいお手伝いを行う」

に変わりました。

葛藤内容が変わることで、本人の出す結論も変わってきます。

特に叱られ慣れている子については、前者はあまり葛藤するまでもなく選べるものなので、後者の葛藤をさせてみるのも手だと思います。

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2020/01/27 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |