【会話チャート式】子どもの個性を生かした育児の悩み解決幼児・小学生のお子さんに関する育児・子育ての悩みを解決する具体的な方法を紹介!解決の道筋をイメージしやすいように、大人と子供の会話チャート形式にしてまとめました。どなたでも実践できる育児・子育てノウハウです! 

「我慢ができない子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/02/10 (月)  カテゴリー: 自立・自律
順番を待つこと、健康のために必要なこと、ものを共有すること…

社会生活を営む上で、自分の充実した人生のために我慢しなければいけないことはたくさんあります。

子どものときから、そういったときに我慢するための忍耐力をつけるのは大切ですが、

なかなか我慢できない子どももいて、困っている方も多いかと思います。

今回は、「我慢ができない子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:大人よりも「今」に対する価値が高いから



原因編14

我慢というのは、我慢した後に自分にとって有益な状況になるから行うものです。

テーマパークで何十分も列に並ぶのを我慢できるのは、そのあとに楽しいアトラクションに乗れるからです。

これが、特に何の意味もなく、何十分も立っていろと言われてもやりませんよね。

我慢するというのは、する以上はその先に自分にとって有益な状況になれることがわかっています。

では、なぜ我慢ができない子どもは、この後自分にとって都合がよい状況になるとわかっているのに我慢ができないのでしょうか。

それは、子どもほど「未来」よりも「今」に対する価値を高く置いているからだと思います。

どういうことかというと、順番待ちの退屈さを30、アトラクションに乗る楽しさを50としましょう。

大人であれば、「今」の自分の喜びも「未来」の自分の喜びもほぼ同じ価値として考えますよね。

退屈さは嫌なことなのでマイナス、楽しさは嬉しいことなのでプラスとすると、-30+50=20で、答えがプラスになるので、我慢する意味があると考えられます。

子どもは、「今」に対する価値が高いので、「未来」に対して「今」は2倍の価値を置いているとしましょう。

すると、-30×2+50=-10で、答えがマイナスになるので、我慢する意味がないと考えられます。

これが「我慢できない」を生む原因です。

なぜ子どもが「未来」より「今」に価値を置くかについては、いろいろな考え方ができそうですが、わたしは生きた年数が関係していると思います。

大人は子どもに比べて生きた年数が長いですので、自分の人生に対して「あのときこうしたから、こうなることができた」といった過去と未来といった時間経過による評価を行うことができます。

一方子どもは、生きた年数が短いので、過去と未来といった時間経過による評価ができません。

したがって、「未来」よりも「今」に対する価値が高まるのではないかと思います。

対策:我慢を我慢だと思わせない



対策編14

対策の考え方



原因で述べたとおり、子どもは「今」を大事にします。

では、対策としては、「未来」の価値を高くするように仕向けたいですが、私個人の考えとしては、「未来」に価値を置きすぎるのもよくないかと思います。

未来志向は大事ですが、いきすぎると今を捨ててしまうことがあるのですよね。

労働問題とかがそうで、未来が不安だからたくさん働くわけですが、今の自分を大切にしないから、どこかでつぶれてしまう…。

中学校・高校の部活動なんかも大会で勝つ未来を重視しすぎて、大事なスポーツや文化を楽しむ心を失ってしまう…。

日本人の傾向として、未来を重視しすぎているのではないかと思うのです。

だから、今回打つ対策は、未来の価値を高めるのではなく、我慢する今の苦しみを減らすため、我慢を我慢以外のものとして考えるようにするという方針でいきたいのです。

対策1



我慢することを大きく分けると、「時間」「もの」「身体」に分けられると思います。

「時間」の我慢とは、前に挙げたような待ち時間の我慢などをいいます。

これは、「何もしない」というのが嫌だから我慢を強いられるので、待ち時間の間にできることをさせればいいのです。

最近は携帯ゲーム機をもっている子も増えてきたので、それでもいいし、列が動くなど周りに気を付けなければいけない場合は、しりとりをする・今見える景色の中で○○を探すゲームをする(ディズニーランドの隠れミッキー探しのような)・手遊びをする等の時間の使い方をするという手もあるでしょう。

ここで、大事なのは子どもが不自由さを感じないことです。

しりとりや手遊びなどは日常的に子どもがやっている遊びのはずなのに、こういった状況では、楽しめないことがあります。

それは、ほかにやることがなくて仕方なく、やっていることだからです。

だったら、待ち時間があることがあらかじめ予測できるときは、それを子どもに伝えておき、その時間をどのように使いたいかを事前に考えさせたり、一緒に考えることが大事です。

大人だって、仕事で新幹線に乗って出張に行くときに、2時間の乗車時間があるとわかっていたら、あらかじめそこでやる用の仕事を用意するなり、休憩時間と考えて見たいドラマを用意したり寝るための準備をしたりしますよね。

それと同じように、子どもにもあらかじめ待ち時間のあることを知っておいてもらい、どうすごすかを考えさせた方がよいと思います。

対策2



続いて、ものに関する我慢です。

人に何かを貸す、人に何かをあげるといった我慢の状況です。

これに関しては、「もの」ですので物欲が関係しています。

人は普遍的に物欲をもっていますが、子どもは自分でお金を稼げず自由にものを手に入れることができないです。

自由にものを手に入れることができない分、今自分がもっているものやこれから自分が何かを手に入れることができる権利について、大人以上に敏感になります

なおかつ、子どもは同年齢の集団社会を築くため、友達と比較しながら、自分が「もっている」・「もっていない」ということに関して、がめつくなってしまう傾向もあるでしょう。

また、「もの」は「時間」と違って、親の収入によって与えられる量が違ってくるので、かなり不平等です。

どれだけものを与えていても、子どもの身近に裕福でなんでも買い与えてもらっている子がいたら、それだけで物欲が強まる可能性もあります。

一方で、ものは時間と違って、物欲は金銭が関係する以上諦めやすいという面もあります。

何かやりたいことがあって、時間が足りないのであれば、夜更かしをするなりほかの時間を削るなりすればある程度は捻出できますが、ものはお金がない限りは手に入りません。

したがって、大人の場合はお金がなければものについてはある程度の諦めをつけることができます。

子どもはそういった金銭面については大人よりも疎いです。

ですので、ものを我慢させる方法としては、それほどお金がないことを認識させるのが実は一番良いのではないかと思います

親が贅沢品を買いすぎない(買ったとしてもそれは贅沢品ではなく仕事に必要なもの・生活必需品だと言い張る)、節約志向を心掛ける(節約ではなく「エコ」や「もったいない精神」でもいいですね)、必要以上に子どもにお小遣いをあげないなどを行うこと。

子どもが何かねだってきても「うち、そんなにお金ないわよ。」と一蹴すれば、わがままを言う隙がありません。

とはいえ、子どもの学習や教育に必要なもの・生活必需品や健康な生活に関するものは足りないことがないように買い与え、またある程度は子どもの望むものを計画的に買うことも大事です

対策3



最後は身体に関する我慢です。

簡単なものでは、冷たい水で手を洗う・寒いけど登校(園)のために外に出るといったことから、何かを上達させるために辛い練習を行うといったものまでいろいろあります。

この手の我慢には、手を洗う=病気にならないため、寒いけど外に出る=目的地に向かうため、辛い練習を行う=技を上達させるためといった明確な目的が存在します。

ですので、目的意識や決断力の強さが我慢できるかどうかにかかわってきます。

ただし、目的意識に関しては、子どもにとっては意識させにくいものです。

子どもの行動原理は、「○○のために(目的)~~をする」ではなく、「〇〇だから(理由)~~をする」といった具合に未来志向ではなく、現在志向です。

具体的に言うと、「学校に行くために玄関から出る」ではなく「お母さんに言われたから玄関を出る」・「いつもの時間だから玄関を出る」の方が強いと思います。

ですので、目的意識を強めることは大人にとっては有効化もしれませんが、子どもにとってはさほど有効ではないと思うのです。

どちらかと言うと、「決断力」を強める方が手っ取り早いと思います。

「手を洗わないと病気になるよ」→「手を洗わないとご飯は食べられないよ」の方が、ご飯を食べる・食べないがかかっているので、その決断に対する必要性が高まりますよね。

「練習を頑張れば強くなれるよ」→「練習を頑張れば〇〇に勝てるよ・○○になれるよ」の方が、具体性が高まり、より決断する必要性が上がります。

要は、子どもがなにかを行うときの決断力を高めるために、その背中を押す一声があるかどうかなのかと思います。

そして、その一声の積み重ねにより、自分が今決めようとしていることにより、どのような結果をもたらすか・どんな必要性によってそれを行うかを子どもが考える力をもたせることができると思います。

本来の人間的な正しい在り方は、「目的」のために「行動」があるべきだと思います。しかし、目的意識(未来志向)が弱い子ども時代に関しては、「行動」が先立ち、それを後押しするために必要性を高める言葉をかける…でよいかと思います。

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