【会話チャート式】子どもの個性を生かした育児の悩み解決幼児・小学生のお子さんに関する育児・子育ての悩みを解決する具体的な方法を紹介!解決の道筋をイメージしやすいように、大人と子供の会話チャート形式にしてまとめました。どなたでも実践できる育児・子育てノウハウです! 

「うそをつく子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/02/06 (木)  カテゴリー: 態度や言葉
子どもがけろっとした顔で嘘をついていると、大丈夫かと不安になることがありますよね。

なんで子どもが嘘をついてしまうのか、それを防止するにはどうすればいいのか…?

今回は、「うそをつく子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:自分が嘘をついていると思っていないから



原因編11

「嘘をつくのはよくないでしょ。」と言ったら、子どもはすぐに「うん。」と言うでしょう。

これは道徳的な概念を教えてはいるのですが、行動をただすうえではあまり効果を発揮していません。

なぜなら、本人の中では嘘をついているという感覚がないからです。

人は自分にとって不利な状況になった際に、「防衛機制」というものが働きます。

防衛機制とは、自分を守るために行うもので、否認・抑圧・代償・合理化・昇華・同一視・退行…等さまざまあります。

これは、無意識で行われる自分の心を守るためのもので、自分を責めすぎて心を病まないよう、不安な感情をなくして正常にものを判断するために必要な人間の大事な機能です。

嘘をつくという行為は、この防衛機制に基づくものです。

嘘をつくという行為自体は、小さいころから、してはいけないもの=するのは悪者・弱者ということをインプットしています。

つまり、自分を嘘つきだと思うこと自体も、自分を悪者・弱者と認めることになるので、防衛機制の対象となります

ですので、自分にとって都合の悪いことによって責められることを、嘘をつくという防衛機制によって回避し、さらに自分が嘘つきだという風に思いたくないので、それは嘘ではない=真実と思い込むように防衛機制が働きます。

これによって、自分が嘘をついていることを認識できず、嘘を続けてしまうのです。

対策:子どもが嘘をつく状況をつくらない(自分が不利な状況だと思わせない)



対策編11

対策1



対策としては、簡単に言うと、防衛機制を働かせないように子どもと話をすることです。

原因でも書いた通り、防衛機制は自分を守るためのものです。

自分にとって不利な状況だと思うことによって、それを行います。

だったら、子どもにとってこの状況が不利ではないと思わせることが大事です。

例えば、子どもが家で遊んでいるときにふざけて、置物を落として割ってしまったとしましょう。

ここで、「なんでふざけていたの!?」といったように声を荒げて叱りつけながら質問しても、嘘の言い訳しか返ってきません。

ですので、「けがはない?」とか「破片が飛んでいるかもしれないから、動かないでね。」などのようにやさしく話しかけましょう。

内心としては、子どもがふざけていて割ったことがわかっていても、あえてそれを表に出さないようにします。

子どもは親の心情を読んできますので、悟られないように、心配する気持ちを前に出すようにしていきましょう。

子どもに気遣う言葉をかけて、子どもにとって完全に不利ではない状況を作ります。

続いて、

「置物が落ちるのを見ていた?」

「落ちる前に何かぶつかっていた?」

「落ちたときに何をしていたの?」

「どうして、ここで遊んでいたの?」

といった感じに、遠回りに本人がしてしまったことを話させます。

気を付けたいのは、感情的にならないこと&本人の特性ではなく行動に問題を焦点化することです。

対策2



次に気を付けたいのは、話の落としどころを本人の特性的行動全般に持ち込まないことです。

本人の特性的行動全般とは、「けんかをする」「ふざける」「うそをつく」などです。

ここに落とし込まれると、子どもとしてはどうしようにもないのです。

「けんかをしない」と約束しても、結局は約束を破ってしまうだろう…

「ふざけるな」と言われても、楽しくなっちゃうとふざけてしまうだろう…

子どもは同じ過ちをきっと繰り返すことをなんとなくわかっています(そして、だいたいその通りに同じ過ちを繰り返します)。

だから、同じ状況になったときに、また同じように叱られると思って防衛機制を働かせるのです(ある意味で学習性)。何度も叱られていくうちに、どんどん嘘が多くなり、言い訳が増えるのはこういった理由です。

ならば、落としどころを本人の行動抑制にすることです。

「廊下で両手を広げながら飛行機のように走り回ると、物にあたるかもしれないからしない。」

このぐらい具体的にしましょう。

こうすれば、子どもは自分のふざけやすい性格ではなく、行動面に目がいくので、じゃあ次はそうしないようにしようと思えるし、また何かの過ちを行っても、そのときはその時の原因を一緒に考えていくことができるでしょう。

正直なところ、「けんかをする」「ふざける」「うそをつく」などの特性的行動全般を落としどころにするのは大人サイドにとっては、わりと有効ではあります。

というのも、自分の想定外の行動をとる者に対して、その理由を明白にしたいという思いから、本人の特性を割り当て、自分で納得するために、特性的行動全般を落としどころにするからです(認知バイアスの「帰属の誤り」に近いかと思います)。

大人の心の余裕がないとなかなか難しい対策法ですが、人を咎めるときこそ、きちんと心に余裕をもって冷静に話ができるといいと思います。

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