【会話チャート式】子どもの個性を生かした育児の悩み解決幼児・小学生のお子さんに関する育児・子育ての悩みを解決する具体的な方法を紹介!解決の道筋をイメージしやすいように、大人と子供の会話チャート形式にしてまとめました。どなたでも実践できる育児・子育てノウハウです! 

「いつも同じ子とトラブルになる子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/02/01 (土)  カテゴリー: 友達関係
いつも一緒に遊んでいる〇君だけど、けんかやトラブルも多い…

けんかするほど仲がいいとはいうけど、さすがに心配になってしまう。

今回はいつも同じ子とトラブルになる子どもの悩みを考えていきましょう。

原因:気の合わない人との関わり方を知らないから



原因編4

人には気の合う、合わないがあります。

大人がそうであるように子どもも同じことが言えます。

どうしても幼稚園や小学校では、みんなで仲良くすべきという価値観が頭に来るので、嫌いな人がいることをよくないこととしてしまいがちですが、子どもだって嫌いな人がいて当然です。

しかも、幼稚園や小学校の場合はたまたま家が近所というそれだけの理由で同じ集団に所属させられているので、本来的に気が合わない可能性は大人以上に高いはずです

子どもは相手を選ぶ欲求よりも遊びたい欲求の方が勝ちます。

ですので、はじめは気の合うとか合わないとか関係なく遊ぶのですが、遊んでいるうちに、やっぱり合わない部分が出てきて、手が出るわけです。

ですので、手を出すこと自体はよくないですが、もし特定の相手(集団)に対してのみ手が出るようであれば、そのような状況を作っているのに何の援助もしない大人にも問題があるともいえます。

対策:「仲良く」とは何かをもう一度考えさせ、「距離感」について認識させる



対策編4

対策1



どうしても親や教育者は理想の子ども像を立て「誰とでも仲良く楽しく遊べる人」を目指しがちですが、そんな大人がいますか?

絶対に意見が対立する人がいて、手を出すまでいかなくとも、なるべく交わらないようにしているのではないでしょうか。

もしくは、荒波を立てないようにちょうどよい距離感を保とうとするのではないでしょうか。

だったら、子どもにもそうさせてあげるべきです。

気の合わない人とは、距離を置く。

「仲良く」というのは、一緒に遊ぶことだけではなく、お互いがすごしやすい距離を保ちながら、皆が心地よい時間を過ごすことをさしていることを話すべきです。

子どもが〇〇君といつもけんかしているようなら、子どもにどうしたいかを聞いたうえで、

「○○君といるといつもけんかしちゃうよね。今日は、違う人と遊んでみたら?○○君と遊ぶなら、けんかになりにくい、~~をするときとかでも遊べばいいんじゃない?」といった感じでしょうか。

対策2



ただ、子どもは実に本能的なもので、気が合わなくても、遊ぶこと自体が好きだから、気づいたら関わってしまうということもあるでしょう。

こればかりはある程度思考力が発達しないとどうしようにもありません。

その場合は、手を出したときに言わんこっちゃないという感じに強めに叱りましょう

あらかじめ、距離感の話をしておけば、強く叱られても仕方のないことだと子どもも分かるはずです

また、叱ってばかりではなく、別の集団で遊ぶという選択肢を用意することも大事です。

先にも挙げた通り、子どもにはコミュニティーの選択ができません。

もしかすると、子どもはいつも遊んでいる集団が気の合わない集団とはわかっていながらも、そのコミュニティー以外の選択肢がないから、藁をもすがる気持ちで、仲間に入れてもらおうとしているのかもしれません(所属欲求)。

習い事でも、地域のクラブでもいいので、別のコミュニティーに所属するという選択肢を大人が用意することも視野に入れないといけないかもしれません。

対策についての備考



「けんかするほど仲がよい」という言葉もあるようにけんかすること自体を否定はしません

ただ、明らかにけんかになると分かっているのにそのままにすると、それはある意味「けんかを肯定する=手を出しても仕方がない」という風に捉えてしまうかもしれません。

手を出さないことが第一の目的ですので、そのために人との距離感を勉強させる意味でも、あえてよくけんかをする人と距離をとらせることもよいと思います。

ただ、気をつけていただきたいのは、けんかをするからまったく遊ばない…というようにするのはよくないです。

これだと、気に入らない他人をまったく認ないといった、排他的な感情が強くなりすぎるかもしれません。

大人になって、嫌でも人間関係を保たなければならない場面は何度もあります。

そういったときのために、「ほどよい距離を考える力」を身につけさせておきたいです。

また「一緒に遊ぶ相手を選ぶこと」と「仲間外れ」の違いにも気を付けましょう。

仲間外れというのは、その人の存在を完全にシャットアウトしてしまうことを言うと思います。

特に理由もなくしゃべりかけられたときに無視をしたら仲間外れです。

ただ、気持ちが落ち着かない状況なのにしつこく話してくるから無視をするのは、仲間外れではありませんよね。

イライラが行き過ぎて手を出さないように、自制しているのですから。

しかし、仲間外れかどうかが曖昧なケースもあります。

A君が鬼ごっこに入れてほしいといったときに、B君が「A君は足が遅くて、鬼になった後、誰も捕まえられないで泣くだろ。でも、鬼がわざとA君を捕まえないでいると、今度は怒りだすから、一緒に遊んでいるといつもトラブルになって面白くないんだよ。」と言ったら、それは仲間外れなのでしょうか?

少し残酷に思えますが、大人の世界なら、その人のレベルにあったところにしか所属できないなんて当たり前ですよね。

子どもは大人が用意したコミュニティにしか所属できないため、こういった不都合がよく起こると思います。

この場合は、だいたい、B君に対してA君を集団に入れることを強制することで、大人は解決した気になります。

(これを行うと多くの場合は、B君集団がA君に対する不満を募らせ、A君をもっと嫌いになります。)

しかし本当の原因は、A君を仲間に入れるという妥協ができなかったB君や、すぐに感情的になってしまうA君のせいではなく、その環境しか与えなかった大人のせいだと思います。

この場合の本当の解決策は、大人がA君でも楽しめるような環境にA君を入れてあげることなのではないかと思うのです。

仲間の大切さ、友達との関わり方を学ぶことも大事ですが、それは子どもにとってつらい環境におかなくても、子どもが心地よいと思う環境で、はぐくむこともできるはずです。

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2020/02/01 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |