【会話チャート式】子どもの個性を生かした育児の悩み解決幼児・小学生のお子さんに関する育児・子育ての悩みを解決する具体的な方法を紹介!解決の道筋をイメージしやすいように、大人と子供の会話チャート形式にしてまとめました。どなたでも実践できる育児・子育てノウハウです! 

「落ち着きの少ない子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/02/08 (土)  カテゴリー: 態度や言葉
ADHD(注意欠陥多動性障害)という言葉が世に広く知られるようになり、自分の子もそうなのではないか?と疑う親も多くなったと思います。

こういった発達障害の有無にかかわらず、落ち着いて行動できない子を見ていると不安になることもあるでしょう。

今回は、「落ち着きのない子ども」の悩みを解決していこうと思います!

原因:大人と世界の見え方(聞こえ方)が違うから



原因編13

喫茶店に入ると、軽快なジャズのBGM、店員さんの声、お客さん同士の会話など、多くの音が聞こえてきます。

それでも、私たちは喫茶店に入り、同僚と会議の打ち合わせをしたり、ママ友と子どもの話をしたりできるのです。

これは、自分が聞きたい音だけを選択して、それ以外の音をシャットアウトする力をもっているからです。

視覚も同様で、職場の雑多なものに囲まれる中、パソコンの画面やプレゼンの資料だけに目を集中させることができます。

もちろん限界もあり、例えば勉強中に参考書を読むのに飽きてきたとき、近くに置いてあるスマホに目を奪われ、勉強を中断してしまうことだってあります

何かに注意を向けるということに関しては、大人が皆できるのが当たり前と思っていて、それでも実は人によってその能力に差があるのです。

子どもの場合はこの能力が未発達です。

また、当然個人差もあり、周りの子に比べて劣ることもあります。

何かに注意を向ける能力が少ないとどうなるかというと、自分が取り組むべきこと、気を付けなければいけないこと以外にも目や耳がいってしまいがちになります。

一部例外の方もいるかもしれませんが、人は基本的にマルチタスクができない生き物と言われています。

自分の取り組むべきこと、気を付けなければならないこと以外に注意が向くということは、自然と元やっていたことがおろそかになるということです。

これを連鎖的に起こしてしまうと、いわゆる「落ち着きのない」状態になってしまいます。

心理的に不安を抱えているなどの特別な場合を除いて、普段から落ち着きのない子というのは、そういった理由から落ち着いていられない状態になっているのです。

対策:最終的な成長の姿を目指し、その子の順序で頑張らせてそれを褒める



対策編13

対策1



まず、最初にこういった子どもは多くの場合、周りの子や大人とのトラブルが多くなりがちでしょう。

ここで問題になるのは、「大きな問題を起こすこと」と「低い評価を受けすぎて本人が嫌になること」です。

大きな問題とは、友達に大きなけがを負わせるもしくは、自分が大きな事故に遭うことです。

そうならないためには、大人がこの子の近くになるべくいる環境を作る必要があります。

家にいるときは親が入れますが、学校や園ではそうもいかないでしょう。

気になる場合はあらかじめ、先生に相談するとよいかと思います。

そして、低い評価とは、「いつも俺は怒られてばっかりだ」と思われることです。

学校や園で働く先生は、世の中にはさまざまな子どもがいて、どうしても落ち着きが少ない子どもがいることもわかっています。

しかし、それで迷惑をこうむる人が出てきてしまった場合は、気持ちを悪くした人のいる手前、叱責するほかありません。

また、その子は特別だからとしてしまうと、それこそ裏で何を言われるかわかりません。

ですので、叱ってもその子にとって意味が少なく、むしろ逆効果になる可能性があるとわかっていても、叱らざるを得ないこともあるようです(もちろん、ほかの子から不満が出ないように気を付けながら、そういった子への配慮をしてくださっているとも思います)。

学校や園が集団社会である以上、こればかりはどうしようにもありません。

ですので、家ではその分たくさん褒めまくるしかありません。

家族という受け皿を大事にすることは、どんな子にとっても大事なことですが、ここでもそれは言えることです。

対策2



さて、逆になんで落ち着きがないといけないのでしょうか?

落ち着きがないことをやたら悪いこととして取り上げられがちですが、その理由はなぜでしょう。

それは、社会の定めたその年齢の子のノルマに到達できないからだと思います。

例えば、小学校に入学するときには、きちんと椅子に座っていられること、返事ができること、皆で一緒に行動できることなどを社会的な(非明文化された)ノルマとして要求されます。

では、その理由はなぜでしょうか?

それは「そうであってくれないと、社会(=学校)がうまく回らないから」です。

「その子のため」ということは一切ありません。

たしかに、きちんと椅子に座れなければ勉強ができませんし、返事や皆と一緒に行動することができないと生活がしにくいでしょう。

でも、別にそれができなくとも、椅子に座れないのなら、その子に合わせた方法で勉強をさせればよいのです。返事や皆と行動することが苦手なら、その子だけ別で活動すればよいのです。

しかし、これは非現実的で、一教室一人の先生でそんなことはできません(二人、三人いたとしても、そういった子が増えてくれば対応しきれなくなるでしょう)。

つまり、その子は「その年齢におけるノルマ」を達成していないように思わせられますが、それは「社会的な都合」によるもので、「人間的な本当になすべき成長ができていない」わけではないのです。

教育や育児はよりよい人間を目指して行うものです。

その結果は基本的に「どんな大人になったか」を見て判断するものです。

本来子どもの成長過程の一部分を切り取って、行うものではないはずです。

話が長くなりましたが、まとめると、「落ち着きの少ない子」は「社会的な都合」によって、低い評価を受けていると思われがちですが、それは間違えで、最終的に立派な大人になれればよいので、現段階でどうであろうと、関係ないのです。

つまり、「まわりの子と全然違う育ち方をしてもまったく問題ない」はずです。

例えば、A、B、Cという学習事項があります。

一般的には、A→B→Cという順序で学ぶことだとしましょう。

しかし、落ち着きの少ない子は、一つずつ何かを行うことが苦手なので、Aを学びきる前にBへ、Bを学びきる前にCへいくかもしれません。

また、本来はもっと先々で学ぶ予定のDやEといったことに興味を向けるかもしれないし、周りに迷惑をかけるXやYという行動をする可能性もあります。

最終的には、一番興味を持ったのがCのことで、Aに5分、Bに5分、Cに30分、Dに3分、Eに2分、また周りの人間に迷惑をかけるXを10分、Yを5分したとしましょう。

こういったときに、社会的な都合によって育てられてきたわたしたちは、

「なんでAをやる時間なのに違うことをするの!」

「XやYみたいなことをして迷惑をかけるんじゃない!」

とその子を叱るでしょう。

でも、社会的な都合という前提をなくして考えた時、この子はA+B+C+D+E=45分の学びを行っているし、Cについては30分間も取り組んでいるのです。

他の子とは違うかもしれないけど、確かに大人に向けて必要な成長をしっかりと行っているのです。

これを褒めてあげることが大事なのではないかと思います。

また、A~Eを褒めることで、XやYという行動への価値が下がります。

落ち着きのない子は、原因で述べた通り、いろいろなことが目や耳に入るので、そちらに気を取られやすいです。

とはいえ、人間、何かに気を取られたとしても、自分の興味のないことをわざわざやろうとは思わないですよね。

気を取られてそれをやってしまうということは、気を取られたことに興味があるからやってしまうということです。

つまり、A~Eを褒めることで、相対的にXやYへの価値を下げるということは、XやYへの興味を減らし、今度それに気を取られたとしても、やる可能性を下げることができるということです。

したがって、

対策についての留意事項



以上、少し理屈っぽい話をメインにしてきました。

長々と理屈を話す理由は、そういった子と関わる大人が安心感をもって子どもと接する必要があると考えるからです。

「落ち着きのない=ものごとをきちんと考えられない」ではありません。

むしろ、「頭の切り替えが早すぎて社会的に困る場面がある」ととらえた方がよいと思います。

これは、頭を切り替えることが多い=周りの人間からの評価について考えるタイミングも人一番多いということですから、人一倍、大人の顔を見ているとも考えられます。

つまり、大人がその子を見て困った顔をしていたら、それが高確率でその子の心に届くということです。

どんなときでもそうですが、大人が広い心をもって子どもと接することが大事だと思います。

多分、落ち着きのない子への対応は長期的なものになると思います。

しかし、最終的に目指す姿を意識し、周りの子と違う順序や方法で学びをしていても問題ないという心で、褒めることを続けていけば、よくなるのではないのかと思います。

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「うそをつく子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/02/06 (木)  カテゴリー: 態度や言葉
子どもがけろっとした顔で嘘をついていると、大丈夫かと不安になることがありますよね。

なんで子どもが嘘をついてしまうのか、それを防止するにはどうすればいいのか…?

今回は、「うそをつく子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:自分が嘘をついていると思っていないから



原因編11

「嘘をつくのはよくないでしょ。」と言ったら、子どもはすぐに「うん。」と言うでしょう。

これは道徳的な概念を教えてはいるのですが、行動をただすうえではあまり効果を発揮していません。

なぜなら、本人の中では嘘をついているという感覚がないからです。

人は自分にとって不利な状況になった際に、「防衛機制」というものが働きます。

防衛機制とは、自分を守るために行うもので、否認・抑圧・代償・合理化・昇華・同一視・退行…等さまざまあります。

これは、無意識で行われる自分の心を守るためのもので、自分を責めすぎて心を病まないよう、不安な感情をなくして正常にものを判断するために必要な人間の大事な機能です。

嘘をつくという行為は、この防衛機制に基づくものです。

嘘をつくという行為自体は、小さいころから、してはいけないもの=するのは悪者・弱者ということをインプットしています。

つまり、自分を嘘つきだと思うこと自体も、自分を悪者・弱者と認めることになるので、防衛機制の対象となります

ですので、自分にとって都合の悪いことによって責められることを、嘘をつくという防衛機制によって回避し、さらに自分が嘘つきだという風に思いたくないので、それは嘘ではない=真実と思い込むように防衛機制が働きます。

これによって、自分が嘘をついていることを認識できず、嘘を続けてしまうのです。

対策:子どもが嘘をつく状況をつくらない(自分が不利な状況だと思わせない)



対策編11

対策1



対策としては、簡単に言うと、防衛機制を働かせないように子どもと話をすることです。

原因でも書いた通り、防衛機制は自分を守るためのものです。

自分にとって不利な状況だと思うことによって、それを行います。

だったら、子どもにとってこの状況が不利ではないと思わせることが大事です。

例えば、子どもが家で遊んでいるときにふざけて、置物を落として割ってしまったとしましょう。

ここで、「なんでふざけていたの!?」といったように声を荒げて叱りつけながら質問しても、嘘の言い訳しか返ってきません。

ですので、「けがはない?」とか「破片が飛んでいるかもしれないから、動かないでね。」などのようにやさしく話しかけましょう。

内心としては、子どもがふざけていて割ったことがわかっていても、あえてそれを表に出さないようにします。

子どもは親の心情を読んできますので、悟られないように、心配する気持ちを前に出すようにしていきましょう。

子どもに気遣う言葉をかけて、子どもにとって完全に不利ではない状況を作ります。

続いて、

「置物が落ちるのを見ていた?」

「落ちる前に何かぶつかっていた?」

「落ちたときに何をしていたの?」

「どうして、ここで遊んでいたの?」

といった感じに、遠回りに本人がしてしまったことを話させます。

気を付けたいのは、感情的にならないこと&本人の特性ではなく行動に問題を焦点化することです。

対策2



次に気を付けたいのは、話の落としどころを本人の特性的行動全般に持ち込まないことです。

本人の特性的行動全般とは、「けんかをする」「ふざける」「うそをつく」などです。

ここに落とし込まれると、子どもとしてはどうしようにもないのです。

「けんかをしない」と約束しても、結局は約束を破ってしまうだろう…

「ふざけるな」と言われても、楽しくなっちゃうとふざけてしまうだろう…

子どもは同じ過ちをきっと繰り返すことをなんとなくわかっています(そして、だいたいその通りに同じ過ちを繰り返します)。

だから、同じ状況になったときに、また同じように叱られると思って防衛機制を働かせるのです(ある意味で学習性)。何度も叱られていくうちに、どんどん嘘が多くなり、言い訳が増えるのはこういった理由です。

ならば、落としどころを本人の行動抑制にすることです。

「廊下で両手を広げながら飛行機のように走り回ると、物にあたるかもしれないからしない。」

このぐらい具体的にしましょう。

こうすれば、子どもは自分のふざけやすい性格ではなく、行動面に目がいくので、じゃあ次はそうしないようにしようと思えるし、また何かの過ちを行っても、そのときはその時の原因を一緒に考えていくことができるでしょう。

正直なところ、「けんかをする」「ふざける」「うそをつく」などの特性的行動全般を落としどころにするのは大人サイドにとっては、わりと有効ではあります。

というのも、自分の想定外の行動をとる者に対して、その理由を明白にしたいという思いから、本人の特性を割り当て、自分で納得するために、特性的行動全般を落としどころにするからです(認知バイアスの「帰属の誤り」に近いかと思います)。

大人の心の余裕がないとなかなか難しい対策法ですが、人を咎めるときこそ、きちんと心に余裕をもって冷静に話ができるといいと思います。

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「言葉遣いが悪い子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/02/02 (日)  カテゴリー: 態度や言葉
もっと優しく言えばいいのに、なぜか人が好まない言葉遣いをする、悪口を言う…

といった子どもには、本能的にそうしてしまう理由があります。

今回は、「言葉遣いが悪い子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:承認欲求を満たすため自分の価値を高めたいから



原因編5

人間は、集団社会の中で、より自分がそこのメンバーとして認められることを欲します。

承認欲求というやつです。

大人にも承認欲求があるように、子どもにも当然承認欲求があります。

では、集団内でより自分が認められるにはどうするでしょう?方法は二つあります。

一つ目は自分がよりその集団内で必要な存在であるということを評価してもらうこと。

二つ目は自分以外のメンバーの評価を落とし相対的に自分の評価を高めること
です。

この二つのうち、簡単なのはどちらでしょう?圧倒的に二つ目の方法です。

人間は、「安全」「簡単」「効果の大きい」ことをします。

自分以外の評価を落とすことは、場合によっては自分の評価を落とす可能性があるので、実際はリスクを伴うため、安全とはいえません。

しかし、人間は簡単なほう=二つ目の方法を選びたいのです。

ここで認知バイアスが働き、本気で他人は自分よりも劣る存在だと思い込みます。

他人は自分より劣る存在ということに疑いがなければ、これを指摘することは嘘ではないので、リスクと考えられなくなりますよね。

ですので、結果的には多くの場合で二つ目の方法をとるのです。

では、子ども集団で、誰かの評価を下げる方法と言うのは何があるでしょう?それが悪口です。

誰かのいやなことを言ってその人の価値を下げることができます。

また、誰かを挑発するような言葉でその人を怒らせれば、その程度で怒るような人・手を出してくる人という評価を下せるので、価値を下げられます。

そうした理由から、悪口をいうのです。

対策:優劣ではなく、個性を大事にするようにさせる



対策編5

対策1



まずは、悪口を言っても相手に対して優位になることができないし、むしろ自分の立場が悪くなることを認識させます。

つまり、口の悪い人の評価を思い切り下げるようにします。

別に丁寧な言葉遣いを強制するのではないですので、例えばテレビでニュースを流しているタイミングで口の悪いコメンテーターがいたら、「言っていることは悪くないけど、乱暴な言い方をしたら誰も聞かないのに…嫌ねぇ。」と言ってみるとか、そんな感じでいいです。

ただし、子どもの中で悪いことを若干個性として肯定的に感じている場合は、「オオカミ少年」のように悪=孤立イメージを持たせるといいでしょう。

アニメにしろドラマにしろ、=正義と敵対するものとして描かれるので、わりといい立ち位置をもらえてしまいます。

そのイメージをもっていると、悪というものも一つの個性としてあり…になってしまい、「○○は悪いこと」と叱っても意味がなくなってしまいます。

ですので、これもニュース番組で悪者が逮捕されるニュースが流れたときなどに「現実の悪い人はああやって、誰も知らないところで捕まって、誰も知らないところで一人寂しく反省するのね。」のように、悪いことをすると誰も構ってくれなくなるというイメージを持たせたほうがよいでしょう。

要は、悪口を言う=評価を下げ誰も相手をしてくれないといったイメージをもたせればよいでしょう。

対策2



悪口で優劣をつけたり、相手を測ろうとする根本的な原因は、「自分の自信がないから」もしくは「何にでも相手より勝っていたいから」です。

前者の場合は、一つでもいいので、その子にとって、自信になるような個性を植えつけて上げましょう。

元気がいい、足が速い、いろいろ知っている…などでもいいですし、服のセンスがいい、ゲームがうまい、着替えが早い…などの普段はあまり評価されにくいことから探してもいいです。

どうしても見つからない場合は、その子の短所と思われる部分を長所として価値付けます

のろのろしている→落ち着いている・慎重だ、じっとしない→行動力がいい・いろいろなことに興味が深い…などです。

どんな内容であれ、自分に自信があれば他人と優劣をつけなくても安心して関わることができます。

後者の場合は、何でも勝つことよりも、本当に勝ちたいことにだけ勝つことの重要性を認識させましょう。

勝つこと自体が自分の個性のようになってしまうと、今後の人生とても生きにくいです。

ただ、折角の勝ちたいというポテンシャルを除くのはその子のためにもなりません。

その子がスポーツなどをやっていて、それを特にがんばっている場合には、そのスポーツ以外の勝敗にこだわっているときに、「○○君は、(スポーツ名)と、(スポーツ以外のこと)のどっちで負けたときの方が悔しい?(スポーツ名)以外のことの勝ちにこだわってる間に、(スポーツ名)の練習をしっかりやっている人に追い抜かされちゃうよ?本当にがんばりたいことがあるなら、それ以外の勝ちは譲って、自分が本当に勝ちたいことをがんばったほうがいいんじゃない?」という感じに言うのもいいでしょう。

特にスポーツなどをやっていない場合には、何か新しいことをはじめてもいいかもしれません。

勝ちたいというポテンシャルを生かし、それを通じて成長できることもあります

ただし、一つの勝ちにこだわりすぎると、本当にそれ以外のことをまったくやらない場合も出てきます。

その場合はには、文武両道のスポーツ選手などを引き合いに出して、本当に道を極めている人は、何にでも関心が深いというのを意識付けさせていきましょう。

対策3



自分の個性に自信をもてるようになったら、あとは他の人の個性も尊重できるようにすることを目指します。

子どもにとっては、「みんなを大切に」と言っても、正直意味が分からないでしょう。

「友達のいいところを、自分のいいところとあわせれば、きっともっとよくなるよ。」
といった言葉をかけ、他者から学ぶことのよさを認識させましょう。

と、これでもまだハードルが高いので、さらに具体的に、例えば、鬼ごっこをしているときに、「ほら、○○ちゃんって曲がるときに右に行くか左に行くかわかりにくいから、ぜんぜん捕まらないんだよ。」と相手のいいところを子どもにアドバイスとして与えます。

そうすれば、子どもはその子の様子を見ますし、真似しようとしますよね。

子どもは他人のいいところを学べるほど思考力が身についていません。

もちろんそれを行うための力もゆくゆくは身につけていって欲しいですが、最初の段階では、大人が他人のいいところを思いっきり分かりやすくいっていいでしょう。

そして、それを真似できた子どもには、「よく○○ちゃんの動きを見てたね。」とあたかも自分でそう考えてやったかのように言ってあげましょう

そういった経験が、「友達のいいところを、自分のいいところとあわせれば、きっともっとよくなるよ。」の言葉通りにさせ、最終的には他人の個性を尊重することにつながります。

ここまでくれば悪口を言うよりも、他人を褒めるほうにシフトしていけるかもしれません。

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2020/02/02 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「ごめんなさいが言えない子ども」の悩みを解決しよう!

   ↑  2020/01/30 (木)  カテゴリー: 態度や言葉
子どもの生活はトラブルがあるのが普通です。

トラブルの中で「ごめんなさい」を言えるようになることで、良好な人間関係を築けるようになりますが、なかなか言えない子もいます。

今回は、「『ごめんなさい』が言えない子ども」の悩みを解決していきましょう!

原因:子どもは相手の立場に立ってものごとを考える力が未熟だから



原因編2

子どもの特性の一つに「自己中心性」というのがあります。

大人が自己中心的だと、まわりから非難されてしまいますが、子どもの自己中心性というのは、大人と違って、そもそも他人の立場になってものごとを考えることが苦手だから、それによって生じることが原因となります。

これを象徴する有名な実験に「三つ山課題」というものがあります。

これは、模型の3つの山を設置し、見る方向によって見え方が違う状態を作り、それを二人の子どもに別々の角度から見させるというものです。

二人は別の角度から見ているので、景色は違って見えますが、子どもは、別の子も同じ景色が見えていると回答してしまいます。

つまり、小さい子どもはそもそも相手の立場にたってものごとを考える能力が育っていないというわけです。

相手の立場に立つことができない=自分がなぜ「ごめんなさい」を言わなければならないかわからないので、ごめんなさいが言えないのです。

対策:「ごめんなさい」が納得して言えるような言葉かけをする



対策編2

対策の立て方



理由を問わず、もしも誰かに危害・迷惑をかけた場合は「ごめんなさい」ということが大事です

良好な人間関係を築く上では、欠かせない言葉だと思います。

しかし、相手の立場にたつのが苦手な子どもにとっては、「なぜ自分が謝らなければならないのだろう?」という思いが強くなります。

ここで、いくら相手がこう思っているから、とか、あなたのしたことでこんな悪い状況を作ってしまったからと言っても、まだ理解できないでしょう。

子どもといえど、納得できないことには不快感を示すもの

そこで、まずはごめんなさいに対する認識を改めることで、納得してごめんなさいがいえるようにしていく方法をとることにします。

対策1A



一つ目の対策としては、「ごめんなさい」=「悪い子がするもの」というイメージを作らないことです。

「ごめんなさい」を言うのは悪いことをしたときという思い込みが強いと、謝ったら自分は悪い人だと認めたことになります。

子どもとしては、相手の立場に立つのが難しい以上、自分に非があることが理解できず、「ごめんなさい」を強制されるのは、自分は悪い人だと言わされているだけになってしまうので、ハードルが高くなってしまいます。

「ごめんなさい」=「相手に不便・迷惑をかけたとき」くらいのイメージをもたせるようにするといいと思います。

例えば、親がレジで一万円札を出すときに、「ごめんなさい、大きいのしかないのでこちらで。」といえば、子どもはなぜ、お金を払っているのに「ごめんなさい。」といっているのかと疑問に思うでしょう。

そういうときに、「大きいお金を出すと、レジの人がたくさんおつりを用意しなくて大変でしょう。

レジの人に迷惑をかけちゃったなと思ったから、ごめんなさいといったのよ。」とつけくわえれば、「ごめんなさい。」へのハードルは低くなります。

★そのほかの日常生活でできること★

・エレベーターで、扉の開閉を待ってもらったときに「ごめんなさい」という。

・道でものを拾ってもらったとき、「ごめんなさい」という。

対策1B



二つ目の対策としては、「ごめんなさい」=謝罪ではなく、「ありがとう」=お礼の言葉と同義として認識させる方法です。

先に述べたとおり、子どもが分けも分からず謝罪するのは、意味も分からず自分を悪い子と認めるようなものなので、前向きになれません。

そこで、「ごめんなさい」に付加価値をつけていきます。

例えば家庭内でも、調味料をとってもらう、ごみをまとめておいてもらう、身支度が終わるのをまっていてもらうなどしたときに、「ごめんごめん、ありがとね」というように夫婦で心がければ、その「ごめん」というのは、ごく日常的な言葉であり、お礼の言葉とほぼ同じようにつかえると理解できます。

対策2


とはいえ、「ごめんなさい」に対する認識を変え、言えるようになったとしても、真の意味で問題を解決したことにはなりません。


気をつけていただきたいのは、本人は理解できないかもしれないけれども、相手はこう思っているというのをきちんと話すことはしたほうがよいです。

あくまでも、今は相手の気持ちを考えるのが苦手だから、その補助として「ごめんなさい」の価値を見直しただけで、最終的には相手の気持ちを考えることが必要な能力であるのは間違いありません。

対策についての備考



すぐに「ごめんなさい」と言うと、言葉の重みを理解できないのではないか?

というご批判をいただきそうですので、それについて触れようと思います。

確かに、なんでもかんでも「ごめんなさい」と言っておけばよいということは間違っていると思います。

そうならないためには、「ごめんなさい」と言っても許されないという経験を積み、「今後、相手を悲しませないためにはどうすればよいのか?」や「ごめんなさいを言うよりもほかにできる行動がほかにないのか?」についてきちんと考える機会が必要ですよね。

しかし、その機会は、今まで「ごめんなさい」をまともに言えなかった人にも、きちんと「ごめんなさい」を言ってきた人にも、少し過剰に「ごめんなさい」を言ってきた人にも平等に訪れます。

ですので、今までたくさん「ごめんなさい」を言ってきたから、「ごめんなさい」の言葉の重みを学習できないなんてことはないと思います。

子どもの成長には長い長い過程があります。

一発で一人前になるなんてことは絶対ありません。

そう考えると、今まで「ごめんなさい」が言えなかった人がある日突然その意味を理解して、「ごめんなさい」と心から謝るようになることを期待するよりも、とりあえず、「ごめんなさい」が言えるようになり、そのうちに、「ごめんなさい」というだけでは太刀打ちできない状態があることを知り、心から相手に許してもらうための方法や今後同じようにならない方法を考えるというような段階で考えていく方がよいと思います

大人の理屈と子どもの成長は違うというのを念頭に入れておくと、子育てについてが考えやすくなるかと思います。

また、「ごめんなさい」ではなく、「ありがとう」という言葉を言う習慣をつけた方がよいのではないか?

というご批判もいただきそうなので、それについてです。

確かに、今回の対策では、「ごめんなさい」をより広い範囲で言えるように、「ありがとう」と言う場面でも「ごめんなさい」を使っています。

私も「ありがとう」と言える場面では、「ありがとう」と言っても構わないと思います。

一番よくないことは、謝罪かお礼をした方がよい場面で「何も言わないこと」を習慣づけてしまうことです。

人によって、謝罪をした方がいいのかお礼をした方がいいのかというのはわりと違っているので、子どもにそれを考えさせるのは難しいと思います。

ですので、広い範囲で使える「ごめんなさい」を先に言えるようにしておき、ある程度思考力がついてきた段階で、「ありがとう」と「ごめんなさい」の使い分けをできるようにした方が、確実なのではないかと考えます

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